このレビューはネタバレを含みます
あみ子とトランプをしている井浦新さん演じるお父さんの仕草や声がいかにももてそうで、さゆりさんも子連れ再婚をしようと思ったんだろうな
映画の始まりからピリピリしていて不穏な感じ
なんとか実子が生まれたら乗り越えられそうだったのに
意見が割とわかれている映画だなって興味深かった
最後、あみ子がおばあちゃんちに置いていかれるけど、新しい教育方法も得る手段もないところにいて大丈夫じゃないよね
「変わった人」ではなく、「教育や政府の手助けを求める努力をしなかった人」になってしまう
一見優しそうな保健室の先生もその時間だけだし、あんなに体調の悪いのりくんとあみ子を置いておくのは優しいんじゃなくて適当なんだろうな。なんでも先生の仕事じゃないけれど
のり君ものり君のお母さんも変な優しさは自分も相手も傷つけるってなるのだろうか
お茶目に接してくれる坊主頭のことに気がいかないあみ子は不器用だけど可愛がられるタイプじゃなくて、可愛げのない女の子なのだろう。こればっかりは生まれつきだからどうしようもないけど
接客業であみ子みたいな人にしょっちゅう会うから、あみ子本人よりも周りの人が気になってしまった