好きな監督と女優さんのコンビなので否応にも期待していましたが、アクションサスペンスとして至って普通の仕上がりでした…。
アクションには定評のある監督さんのなのでアクションシーンはしっかりしており、更に女性主人公を活かしたしなやかな身のこなしからのスピード感があるアクションで魅せます。
もちろんスタントマンを使ってはいるのですがマギー・Ｑさんはスレンダーな身体からキレのある動きでアクションを頑張っていました。
マイケル・キートンさんのアクションシーンもかなりあって御老体とは思えぬ奮闘で驚きました。
数は少ないものの要所で見応えのあるアクションを入れて飽きさせない作りになってはいますが、ストーリーがかなり強引なのであまり入っていけないですね。壮大な陰謀に関わる話しかと思いきや意外にしょうもない…。
贖罪がテーマではあるのですが殺し屋の美学か知らないが、散々その仕事で良い暮らししておいて今更その考えは通用しますかね…。
結局、事件の大元の謎も語られているようで語られて無いし、あの人の動きもまあそうだろうという感じで驚きもありません…。
動転してたとはいえ聡明な主人公が気づかないってちょっとあり得ないなと思ってしまう。
殺し屋と護衛、男と女の駆け引きはなかなか面白い。人によっては余計かも知れませんが。
モヤモヤは残りますし強引なストーリーは残念ですが、キレのあるアクションシーンとマギー・Ｑさんの美貌は堪能出来る作品でした。
ただベリーショートのマギー・Ｑさんは若干、蓮舫さんチックになるのが残念(´･ω･)
