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スティルウォーターのkazu1961のレビュー・感想・評価

スティルウォーター(2021年製作の映画)
4.4
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-252
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋これはハッピーエンドなのか?。。。複雑で重層的に絡み合った感情が最後まで心に響く残ってしまいました。ほんと凄く余韻が深い作品で、トム・マッカーシー監督とJ・オディアールチームの脚本家が組んだ脚本と演出は突出して素晴らしい。

🖋マルセイユという独特の舞台、治安の悪さ、アラブ系移民と白人。。。そんな中で冤罪で投獄された娘のために1人で戦うアメリカ人、そしてそのアメリカ人と出逢ってしまったフランス人の母娘、娘の無実は晴れるのか???。。。様々な要素と感情が入り混じります。

🖋そして素晴らしい俳優陣の演技、とにかくマット・デイモンが凄い!!無骨で肉体労働者の南部のアメリカ人、主人公のビルを見事に演じ切ってきます。娘の無実を晴らすためにの犯人探し、そしてたどり着いた事実。。。その時の主人公ビルの心の葛藤は。。。ほんと素晴らしい演技です!!娘を演じてるのはあの『リトル・ミス・サンシャイン』アビゲイル・ブレスリン、ほんと大人になりました。

🖋そして全体の世界観はまさに静かな水面“スティルウォーター”のよう、この静けさの中で描かれる結末は、ほんと凄い!!この作品は、事件の真実を探るサスペンスであり、一組の母娘と出逢うことによっての主人公ビルの成長物語でもあるんですね。

😢Story:(参考: yahoo movies )
アメリカ・オクラホマ州スティルウォーターに暮らすビル(マット・デイモン)は、娘のアリソン(アビゲイル・ブレスリン)が留学先のフランス・マルセイユで殺人容疑で逮捕されたことを知る。娘の潔白を証明すべく現地へ向かうビルだったが、聞き込みを重ねる彼は地元民に警戒され、何者かに襲われてしまう。それでも諦めないビルは娘を取り戻したい一心で、真犯人を見つけ出そうと奔走する。

🔸Database🔸
・邦題 :『スティルウォーター』
・原題 :『Stillwater』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2022/01/14
・上映時間 : 139分
・受賞 : ※※※
・監督 : トム・マッカーシー
・脚本 : トム・マッカーシー、マーカス・ヒンチー、トーマス・ビデゲイン、ノエ・ドゥブレ
・原作 : ※※※
・撮影 : マサノブ・タカヤナギ
・音楽 : マイケル・ダナ
・出演 : マット・デイモン、カミーユ・コッタン、アビゲイル・ブレスリン

🔸Overview (参考:映画. com )🔸
マット・デイモンが主演、アカデミー賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」のトム・マッカーシー監督がメガホンをとったサスペンススリラー。逮捕された娘の無実を証明するため、異国の地で真犯人を捜す父親の姿を描いた。留学先の仏マルセイユで殺人罪で捕まった娘アリソンの無実を証明すべく、米オクラホマ州スティルウォーターから言葉も通じない異国の地へ単身渡ったビル。現地の協力者を得るも、ほとんどの地元民はよそ者のビルに口をきこうともしない。何者かの襲撃を受けるなど自らの身にも危険が迫る中、ビルはわずかな手がかりを頼りに前進していくが……。娘のアリソン役は「リトル・ミス・サンシャイン」「ゾンビランド」のアビゲイル・ブレスリンが務めた。
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