ぬーたん

スティルウォーターのぬーたんのレビュー・感想・評価

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.5
あらすじ読んだ感じではリーアム兄さん風にアクション満載なのかと期待したが、全くなし!何なら殴られて終わり。サスペンスでもなし、どちらかと言えばヒューマンドラマであり、父と娘の再生ドラマ。昨日観た映画は孫の為に命かけるジジババ。今作は娘の為に命かけるパパ。流行りかーい。こういうのは或る意味ズルいね。誰しも共感するだろうし。でもこのマットパパはずっと良きパパではなかった。だから贖罪ということもあったのか。フランス母娘を通して過去の自分を見つめながら。
マット・デイモン、今や彼の出る映画は面白いに決まってる、と思わせる。実際、全くどうにもなんねえ、という作品はないかも?50歳を過ぎてすっかりパパ役もピッタリの老け具合になったが、今作は何故かぶよぶよの体で肉体労働者役。寡黙で陰気。いや、パッと見はこういうダサい役が似合う男さ。中身は優秀だけど。でもさすがの役作り。
娘役はアビゲイル・ブレスリン。上手いねえ。でも太り過ぎ。塀の中に5年居てこのふっくらさはあまり可哀想な気持ちにならん。
フランスで出会う女性にカミーユ・コッタン。鼻に特徴あり。こちらは細過ぎ。その娘が可愛い。
出だしからしばらくは状況が分からずやや退屈。こういう手法が多いかトム・マッカーシー。『ミリオンダラー・アーム』は良かったが。
139分と冗長。フランス母娘との交流、娘との会話、丁寧に描いているが、もう少し端折っても良かった。
※おやつは北菓楼のレーズンケーキ。砂川ハイウェイ限定。限定に弱いんだ。お酒が効いてて酔っちゃう。
※夕飯は鮭のちゃんちゃん焼き。野菜たっぷりでかさ増し!ホットプレートで作ると楽ちん。カブとキュウリの漬物。かきたま汁。
ぬーたん

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