このレビューはネタバレを含みます
実際にあった事件を元に10年もの間構想を重ねた作品‥にしては何だかなぁー。
根本は父親と娘の溝の深さが招いた事なんだろうけど5年も刑務所に入ってて娘が無実だと訴えていた事を知らなかったってどうなのよ?一度も娘は無実なんじゃ?って思わなかったのかな?
言葉の通じない国で父親は1人、娘の無実を証明する為に奔走。その傍でシングルマザー親子と急接近。何故に娘との絆はズタボロなのによそ様の子供を可愛がってるのよ。でもシングルマザー親子との関わりがあったからこそ父親の危うさが浮き彫りになってましたよね。+娘の危うさもね。
それは止めとけよって方に向かって行くんだから。
娘が”父にそんなに期待しないで。彼はそんなに利口じゃない。私がそうだから。”みたいな事言ってたのが印象的。
後先考えず友達を消して貰った娘と、犯人であろう男を監禁した父親。そっくりですね。
1番可哀想なのはシングルマザーの娘のマヤだよ。あんなに懐いてた子供に嘘を吐かせいなくなるんだもん。最低だわ。