あぶ

逆光のあぶのネタバレレビュー・内容・結末

逆光(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

尾道の風景やカラーグレーディングが美しく見ているうちに、作品の時代に引き込まれるような映画でした。カットにもこだわりを多く感じ須藤蓮監督の映画に対する情熱を熱く感じました。
現代の尾道でこの映画を撮る必要性を感じさせるような物語で、尾道という町の人々が残した景色や文化を須藤蓮監督が美しく捉え、本作のテーマである同性愛をストーリー上での展開の為の主義主張でなく、本質的な同性愛を描いた作品となっていて、時代設定は80年代でありながら令和の今に作られるべく愛の形を持っている映画に感じました。
あぶ

あぶ