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ジャッカルのbluetokyoのレビュー・感想・評価

ジャッカル(1997年製作の映画)
2.9
2023年11月17日 13:40~ テレビ東京 吹替え
それなりに迫力があって面白かったけど、ブルース・ウィリスが、なんとなく悪役になりきれていないようにも思える。ジャッカルの日が元なのか。冒頭は、アメリカのFBIとロシアの内務省が協力して犯人を襲撃するところから。こんな時代があったのかという隔世の感を持ってしまう。

簡単にあらすじ。
冒頭、FBIのプレストンとロシア内務省のコスロヴァ少佐が、ロシアマフィアを襲撃。一人を射殺した。
射殺されたマフィアは、ロシアマフィアの首領、テレクの弟だった。テレクは報復を誓う。
テレクは、殺し屋のジャッカルにアメリカの要人暗殺を依頼する。

プレストンとコスロヴァは、その情報を得て、ジャッカルの顔を知っているイザベラに会いに行く。すると、もう一人、デクランという男がジャッカルの顔を知っているということがわかる。だが、デクランは、IRAのテロリストで刑務所に入っていた。
プレストンは、特例扱いで、デクランを釈放して、ジャッカルの捜査に協力してもらうようにした。

一方、ジャッカルは、オーダーメイドの遠隔操作できる自動機関砲を入手。ヨットレースに紛れて、カナダからアメリカに入国した。

その情報を得ていたプレストン、コスロヴァ、デクランらはヨットレースの会場へ。デクランは、ジャッカルを目撃した。だが、ジャッカルは平然と銃撃してきた。
ジャッカルにもこちらの情報が洩れている。

コスロヴァは、ジャッカルがイザベラを襲撃するという情報を得て、イザベラの自宅で待ち構えていたが、逆にコスロヴァが射殺されてしまった。

ジャッカルの標的が大統領夫人だとわかり、大統領夫人の演説会場で見張る。
デクランが自動機関砲を発見し、狙撃して、間一髪で、暗殺を阻止した。

現場から逃走するジャッカル。追うデクラン。追い詰めたものの、ジャッカルは、人質を取った。ジャッカルが、デクランを射殺する寸前に、イザベラが現れて、ジャッカルを射殺した。

ジャッカルは、自動機関砲の開発者を、口封じのためなのか、殺すわけだが、非情さを見せようとしたのだろうけど、効果があるとも思えない。
最後、いったいどこから湧いて出てきたのだろうと思えるイザベラなのだが、唐突過ぎる。どうやって場所がわかったのだろうか。
ジャッカルには、おどろおどろしさ、不気味さは感じなかった。
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