Yellowman

ノースハリウッドのYellowmanのレビュー・感想・評価

ノースハリウッド(2021年製作の映画)
3.7
ファレル・ウィリアムスがプロデュースに参加したSkateboardとすり傷だらけの青春 ストーリー。
「Mid90s」の共同プロデューサーを担当したマイキー・アルフレッドが監督を務め、マイキーのブランドでLAのスケートシーンで最も勢いのあるブランドIllegal Civilizationが製作を担当。カリフォルニア州ノースハリウッドを舞台にした、現代版のスケーター達の青春群像劇と呼べる作品になっている。

高校を卒業したばかりのマイケル(ライダー・マクラフリン)は、プロのスケートボーダーになる事を夢見ていた。進路を心配する父親の目を盗んでは、友人のジェイ、アドルフとスケート三昧。ある日、プロのスケーター2人と出会ったマイケルは、憧れのプロの道に近づいたと過信し、徐々にいつもつるんでいた2人との距離を置き、代わりにプロのスケーター達からの誘いには、父親に嘘をついてまで、顔を出すようになる。そして、高校時代から思いを寄せていたレイチェル(ミランダ・コスグローヴ)とも過ごすようになる。その結果、ジェイやアドルフとの友情関係に亀裂が生じていく。一方、父親からは、進路が決まらないのならと、自分の仕事の手伝いをさせられる事に。友情に恋に、将来の夢など、考える事だらけで、爆発寸前のマイケル。どうする?

ポスターだけ見ると、暴力的なパンクなスケーター映画を想像すると思うが、中身は、まるで逆。寧ろひ弱だが、スケートは上手いマイケルの等身大のストーリー。どの立場かは、別として、こんな経験あるなーと観ながら思ったり。後はコンバースの履き方がいい。スケートカルチャーが好きな人には、オススメ!
Yellowman

Yellowman