のぼせギュウマン

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)ののぼせギュウマンのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『物語の鍵を握る凶悪組織との直接対決!しかし...』
 自宅に、なぜか、この映画の宣伝で配られた漫画があったので、興味本位で今頃、観てみた。

 本作は、「黒ずくめの組織との直接対決」がテーマなため、「こんな早くから、出てくるんだ」と驚いた。しかし、蓋を開けてみると、別の事件。将棋の駒がなんやらと、コナンや警察が連続殺人の真相を追っていく。
昨年、観たため、内容は、あまり覚えていないが、事件の真相は、火サスでもありそうな素朴なものだったという記憶はある。でも、それに黒ずくめの組織が繋がっていて、その一員が始末しに行く場面は、最近、現実にも、似たような事件があったので、少し身の毛が震える気分だった。

真相を追求する部分も良かったが、最後の組織の一員とコナンの東京タワーでの戦いは、臨場感があって、凄かった。親の気持ちで見ちゃうのかな。それとも、コナンがやられまくるからか。決着までハラハラして、「映画館で観たら、もっと凄いだろうな」と思った。ただ、黒ずくめのレギュラーメンバーと戦うと思って観たが、応戦するのみだったのが「ずる賢いな〜」と、今も継続する王道作品の魅力を感じた。それに、彼らがコナン=工藤新一であることをまだ知らないのも驚いた。
今は、バレてるのかな。コナンファンの人は、世界にも広がっているそうなので、誰かいれば、それを聞いてみたいです。