クリムゾンキング

ワーロックのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

ワーロック(1989年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

300年の時空を超えて現代にやってきた黒魔術師(ワーロック)が同じく時を超えてやってきた魔物狩りレッドファーンと悪魔を復活させる魔導書をめぐってバトルを繰り広げるホラー・ファンタジー。

主演はジュリアン・サンズで余裕しゃくしゃくの風貌とともに魔術師を好演していて、高速移動や飛翔能力や手からビーム!のごとく炎を操れたりするのだが、魔術師の例にたがわずフィジカル面はちょっと弱め。

飛んでいるところを投げ槍のごとく突き刺されて「グエェェ!」という感じで落下したり、腹にナイフ刺されて「ゴフワ、、、」となったり、接近戦が超絶苦手、そのくせなぜかラストは素手の殴り合いを申し込むあたり、ひょっとしたらこいつはバカなのでは、、、?と思ってしまう。

ただ、魔術でいろいろと追い詰める際の余裕じみた態度はクールではあるので、その点は見どころ。

適度にグロテスクな描写もあり、なかなか飽きさせない作品だった。