幕のリア

マリとユリの幕のリアのレビュー・感想・評価

マリとユリ(1977年製作の映画)
4.1
初メーサーロシュ・マールタ。

なんとも辛気臭いドラマのはずなのに、行間たっぷりに、観る者に人生の振り返りや想像を促す絶妙なテンポ。
ドキュメンタリー畑出身もさもありなん。
画面に映るモノにあざとさがない。

女性監督ながら、偏りすぎない視線。
いや、当時のハンガリーであれば、とびっきりトンガった内容なのかもしれない。

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縫製工場でまさにオシリペンペンをお見舞いするユリと工員の爆笑。
ブチ切れてフライパンごとオムレツ放り投げるマリ。 
ディストピアムービーに出てきそうなアル中治療に取り組むユリの旦那。
誰よりも全てを見通し聡明な表情を崩さないユリの子供。

良いシーン多かった。

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今日の一曲

虹のまりちゃん
ローザルクセンブルグ

https://m.youtube.com/watch?v=AEawDNqNLW0&pp=ygUV6Jm544Gu44G-44KK44Gh44KD44KT
幕のリア

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