門倉なつめ

うずまきの門倉なつめのレビュー・感想・評価

うずまき(2000年製作の映画)
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阿部サダヲのストーカー役がぴったり!陰湿というよりは無駄にハキハキしてて、ダイレクトに愛を伝えてくる一番厄介そうなストーカーだった。そしてどんな形でもいいから忘れられたくないという気持ちが強い、トラウマ植え付けタイプ。

しかし20年前の阿部サダヲはお肌ツヤツヤで白くて目も大きいから美青年って感じで好き。手塚とおるもしれっと先生役で出てて、今とあんま変わらない〜好き〜ってなった。

あと、見た人全員がきっと一番最初に違和感を抱くのは主演の2人の棒読み過ぎるセリフだと思うけど、主演の2人だけではなくて、大杉漣ですらなんかモヤッとする喋り方だし、これはもしかして映画全体の演出なのかと思った。どうなのかな。不協和音がバックで鳴り続ける中、役者のねちょっとした喋り方が本当に本当に気持ち悪くて、ただ映画の世界観とはすごく合ってた。

シアターギルド@代官山