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おひとりさま族のmarikabraunのレビュー・感想・評価

おひとりさま族(2021年製作の映画)
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自分を閉ざして平気なふりをしてやり過ごしていると、そのうち自分の感情すらも見失ってしまうから、傷つくことをおそれないこと、怒りや悲しみやさみしさ心の動きすべてを見過ごさないこと、それがひいては他者を大切にすることに繋がるのだと今ならわかる。血が繋がっているからと言って決して分かり合えるわけではない、分かり合わなくてもいい、ラストの強くやわらかな拒絶が良かった。
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