前科者のたまのネタバレレビュー・内容・結末

映画館で鑑賞する時にエンドロールが長いのは、残りのポップコーンを食べ切るのと気持ちを落ち着かせるためかもしれない。

プライムビデオのドラマ版から続いての映画化。まだ見てない人はドラマ版から見るのをおすすめする。

大切なのは普通であること。
普通がいかに幸せか考えさせられる。
様々な不運が重なり、戻ってこれないところまで転落しそうになる前科者の更生に寄り添うストーリー。
保護司として成長した主人公有村架純の生い立ちも描かれていた。

自分より過酷な人生を生きる人の映画を見て、自分はまだ幸せだなと思う感情が正しいかはわからないが、
不幸になるとしたら、それは自分のせいだなと思える環境に感謝はしないといけないと思った。


俳優さん達の演技も素晴らしい。
続編、シリーズ化を期待する。