このレビューはネタバレを含みます
受刑者の更正に寄り添うことに対しての阿川先生の決意とか熱量は、きっと私には想像できないほどのものなんだと思った。
支援って難しいし、現実の受刑者の人は映画の中に出てきたような真面目で素直な人ばかりではないと思うから上手くいかないことも多いと思うけど、支えてくれる人が阿川先生みたいな人だったら何か変わるのかもしれないな。
あとは剛くんの演技がすごかった。
病室に阿川先生が入ってきたときの工藤さんは、悪いことをしているときに親に見つかった小さい子みたいで、そのあと抱きしめられたときは悪いものが全部抜けていって安心しきった小さな子どもに見えた。
最後に阿川先生と二人で話すシーンだけでももう一回見たいって思う。