レアリテ男爵

前科者のレアリテ男爵のネタバレレビュー・内容・結末

前科者(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最近、僕の中の有村架純を、また新たな有村架純が上回っていく‼︎ ✨ 好きなんて言葉じゃ〜足りない位の女優さんである。(•ᵕᴗᵕ•)

森田剛さんのリアル感丸出しの演技も、前科者の生きてく上の窮屈さや、悲しい事漬けで生きてきた過去が顔相に出てるかのごときで、恐れ入ります。

ドラマシリーズは観てないので、機会があれば観るとして、そもそも「保護司」なるものをされる現実に存在している方々に、敬意マックスである!、、、なかなか出来ないよね。

石橋静河さん演じる斉藤みどりに、あっけらかんとこの世の真髄を聞かされると、猛烈に納得してしまう!、、、そうそう、真っ当な大人ヅラした連中が、そもそも傷だらけの人生歩んできたヒトに寄り添うなんて、相当の想像力と愛がないと無理だ。

有村架純さん演じた阿川佳代は、自身のトマウマと後ろめたさが、特異な原動力となり保護司の道を選ばせたが、そんな彼女が、動揺して、行動して、立ち止まって、泣いて、弱さ全開なところが、素晴らしい!、、、職種の域を超えた価値に映るよね‼︎

主役2人の魅力についつい酔いしれて、肝心のコトを忘れそぉになるが、、今作で一番許せんのは、言わずもがな、幼い2人の子供の目の前で、その子らの母を殺した旦那(子供らの実父)だ!、、、DVしたあげくの、ヤケクソな暴挙を、永遠に許すコトは出来ん。

僕はクライマックスの弟ミノルの自殺シーンで、リリーフランキーに、走れ!お前も、銃を手にとってやるんだよ!!、、、そう心で叫んでたよ。(u_u)