保護司という仕事は聞いたことありましたが
すごい責任の伴う仕事に関わらず無償とは…
保護司という仮出所後に社会復帰するまでの間
定期的に面談をして更生をサポートしていく仕事。
保護司役の有村架純、仮出所中の森田剛
ほか出演者みんな名演技でした。
こんなに辛い家族の再会があって良いものか…。
初めて保護司の阿川（有村架純）のお宅に訪れた工藤（森田剛）に『頑張りすぎないでくださいね』
と声をかけたシーンがとても印象的でした。
『前科者』というタイトルがとても考えさせられます。
元詐欺師の人が感謝の気持で持ってきた
お酒を一緒に飲んで（ホントはダメ笑）
酔いつぶれてしまったシーンで
え、男性目の前に酔いつぶれるとか危ない…！
と思ってしまった自分、反省です。
偏見を持っていました。
長くなってしまいそうなのですが
ラスト、森田剛演じる工藤の押し潰されてしまいそうな様子に手を差し伸べる
有村架純演じる阿川。
思わず泣きました。
人間は善悪や白黒だけで片付けられる
そんな単純なものではないし
いろんな出来事が今に繋がって、
またこれからも繋がっていくものなんだなぁ
そんな風に改めて思いました。
超名作でした。
