鍋山和弥

前科者の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

前科者(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪を、犯す者が、悪人とは、限らない。国家に、奉仕する、公務員が、善人とも、限らない。この作品の、主人公、『アガワ』さんは、保護司で、無償で、前科者の、更正に、取り組んでる。彼女は、前科者であっても、相手を、1人の人間として接していた。そこが、『クドウ』や『ミドリ』の、心を開いたのだと、思います。元受刑者と言っても、訳ありの者ばかり。みんな、犯罪を、犯したくて、犯してる訳ではない。1人の人間なのだ。前科者であっても、相手が、どんな人か、話してみなければ、分からない。やはり、心の底から、親身にならないと、心は、開かない。登場人物達は、トラウマ持ちの者ばかり。国家は、彼らを、裁く資格が、本当に、あるのだろうか?
鍋山和弥

鍋山和弥