このレビューはネタバレを含みます
間違いなく傑作ではあるんだが、壊れると分かっている物を視聴し続けるという覚悟が必要。
フォーカスを当てる部分によって捉え方が180度変わるような印象を受けた。
「独りで木から落ちた僕は音を立てたんだろうか?」
最序盤のこの歌詞が好き。
---(ここから大きくネタバレ)---
歌詞を再確認しようとして色々引っかかったので、14:30までもう一度見直した。
この映画やばい…。
レビューも急遽『ネタバレ』にして伏せる。
ここから憶測の域を出ないが、気づいたことを書いていく。
●命を賭しても何も変わらない現実を嘆く歌から始まり、しかもそれは自分だけでは無いという事
●『ディア・エヴァン・ハンセン』は、コナーの遺書だという嘘であって嘘ではなかった事
●コナーが「腕どうしたんだ」とか「サインしてやるよ」の所は彼なりに手を伸ばしていた事
●そして最後の背中を押してしまったのは……。
もちろん解釈次第で変化する事は分かっているが、私はそう捉えてしまった…!!
●独りで落ちたコナーは(友達になろうと)手を伸ばしたので音を立てる事が出来たと解釈
文章化する能力が皆無すぎる(泣
この作品はとんでもないスルメ作品かもしれない。思った以上に深いぞ…!