ちゃんゆき

ディア・エヴァン・ハンセンのちゃんゆきのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

WOWOW録画。
大好きなウォールフラワーのスティーブン・チョボスキー監督なので期待しすぎた。

感涙ミュージカルとか書いてあるけど、とはいえミュージカルだしハッピーな気分になれるんじゃないかと思って観た。でもミュージカルといっても終始大人しい感じで、本当に繊細な作品だった。
笑えるのは"家族の友達"ジャリッドのジョークくらい。

「一人で抱え込まず、誰かにまず話して」というこの映画のメッセージは中盤から強く強く伝わってくるけど、そのメッセージが強すぎてなんかストーリーが雑。
メール偽造して、果樹園の話しただけで親友なんて思い込むか?

嘘をついて、しかもそれでお金を集めていたのでこれは立派な詐欺に見えてしまい、なんか全然キャストに好感の持てる作品ではありませんでした。
でも、心の弱った人が犯罪(今回の場合は小さい嘘みたいになってるけど)に走ってしまう描写は丁寧に描かれていて、周りが支えてあげればもっと世界はよくできるんじゃないか、とは思えた。

ゾーイがすごい可愛いけど、個人的は優等生のアラナが好き。
ちゃんゆき

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