ディア・エヴァン・ハンセンのひのネタバレレビュー・内容・結末

苦手な話だった。登場人物全員に共感ができず終始それってどうなの？って思いながら観てたのに、それなりに評判が良さそうなのに驚いた。

最初の何でもない時点でさっさと僕が書いた手紙なんですって言っちゃえば良かったのにってずっと思ってた。でもあそこまでグイグイに来られたら引けないのもわかる。

当のコナーは亡くなっているのに、残された周りの人間があることないこと言って本人の名を利用して本人が一切望んでなさそうなことも勝手にやらかしてそっちに胸が痛んだ。良いようにまとめてるけど、コナーは？笑 "死人に口なし"とはこのことだなと。実際人が亡くなったらこんな風に本人そっちのけで残された人たちの自己満で事が進んでいくけど。

アラナめっちゃ可愛かったのに、コナーのこと利用して自己肯定感でも上げようとしてんのがすごく嫌なキャラクターで個人的に結構残念だった。

内容について色々言ってきたけどそもそもの話一番入り込めない点として、エヴァンが高校生にしては老け過ぎてません？高校を何年も前に卒業した私よりも年上に見えるので、いくらミュージカル版でエヴァンを務めてきた俳優でも(もっとリアリティが必要になるので)映画では高校生くらいに見える人にしてほしかった。歌はうまかったけど。