LuluY

ディア・エヴァン・ハンセンのLuluYのレビュー・感想・評価

3.1
ベンプラットはテレビシリーズ、ポリティシャンでも同級生の追悼式で歌うんだけど、まぁもう引き込まれるんです。
今作でもWaving Through a Window を歌い出した瞬間にすっかり引き込まれました。


さて物語のほうですが、なぜ初めの段階で誤解を解かなかったのか、嘘に嘘を重ねたのか、その過程はしっかり描かれていて説得力があった。
ただいつかこの嘘がバレるところまでが長くて、小心者の私にはキツかった。
嘘の過程は長かったのに対して挽回の過程がすごく短かった。実際にコナーの好きだった本を読んで、どんな人だったのかを知ろうとするのすごく良いアイディアと思う。だけどそれなら思い出の果樹園にまずなぜ行かなかった。製作的にラストのゾーイとのシーンに残しておきたかったからかな。
後半が前半ぐらいしっかり描かれてたらエヴァンのことをもうちょっと好きになれた気がする。
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