このレビューはネタバレを含みます
ムーアボンドの最終作にして、敵がらしからぬガチ悪で、どうなるかと思いきや、陸海空を網羅して暴れ回り、最後は飛行船爆破。相変わらずだった。
序盤は馬のドーピングと、ケチくさい事やってるなと思っていたら、いつの間にか「シリコンバレーを沈めるます!」とか訳のわからないこと言い出して、ぶっ飛んだプロット。
武闘派女格闘家もいい味。
途中めちゃくちゃ『タワーリング・インフェルノ』。
最初はふざけた雰囲気にノれなかったムーアボンドも、いつの間にか外連味を効かせすぎた作風の虜に。
ショーン・コネリー一択だと思っていたが、甲乙つけ難いくらい。