事実は小説より気なり、香港理工大学包囲事件をありのままのリアルで写したドキュメンタリー、警察との向き合い方や駆け引き、投降するのかしないのか内部での分裂話し合い、彼らにも親や家族、友達がいて普通の生…
>>続きを読む香港ではもちろん上映禁止なドキュメンタリー映画。撮影者など関係者は匿名ですが、パンフに日本の映画祭でのインタビューが載っています(もちろん匿名で) 。
日本でさえ上映する映画館が少ないので、見る機…
言葉を失う。
大学のキャンパスに籠城して、序盤はデモの意義や狙いを意気揚々と叫び、掛け声に応じて威勢よくテキパキと動いていた若者たちが、圧倒的な警察の機動力を前にして徐々に追い詰められ、精神的な疲労…
2019年秋、大人達はストライキを行い、未成年や学生を始めとした数千の若いデモ参加者は香港理工大を拠点に包囲された。陥落までの13日間。昭和の学生運動の記憶が色濃い日本の私たちからすると、まるで暴徒…
>>続きを読む自由が殺されるのは、あっという間だ。香港は死んだ。我々はその死をTVモニター越しに見るだけだった。
本作のスクリーンに映し出される映像は、60年代70年代の日本の学園紛争のようでもあった。しかし本当…
敵に封鎖・包囲されて逃げられない状況も包囲された人たちで段々冷静さを失っていくのも脱出するかしないかで仲間割れが発生するのも全部ゾンビ映画で見たことある文脈だけど、現実、それもほんの数年前にこんな…
>>続きを読む2019年の香港民主化デモの中でも最大の逮捕者を出した、香港理工大学のドキュメンタリー。
監督、撮影者など名前は全て伏せられており、もちろん香港では上映禁止。…よく上映出来たなと思う。
2019年…
(C)Hong Kong Documentary Filmmakers