香港で2019年に起きた逃亡犯条例改正案反対デモを扱った映画と聞くと、デモ隊を英雄視したり、有象無象の香港人が一丸となってデモに参加したりする内容を想像してしまうが、この作品は意に反し、香港理工大学…
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すごい映像だった。文字や言葉で「国という機関の大きさ、それと対峙する市民たち」という対立はよく見る。しかし、ここまで生々しい映像は初めて見た(他にもこのような作品があるのならぜひ見てみたい)。改めて…
>>続きを読む映像は今この瞬間を残すことができるもの、という当たり前だけど大切なことを感じた
その場に居た人々の切実な想い、
自由を守りたいと、痛いほど感じる叫び
何より、この現状を残し
伝えようとした撮影、…
面白かった。
普通選挙の実施を訴える学生たちが政府によって香港理大に閉じ込められた事件、香港理工大学包囲事件のドキュメンタリー。
「ゴキブリ共をぶち殺してやる」と息巻く警官隊が学生(多くは未…
今はすでに過去になってしまったけど、香港で起きていた出来事や現実を知りたくて鑑賞。
仕事や日常生活の合間にSNSから流れてくるオンタイムな情報がありありと伝わってきた。
獰猛な国家権力の危うさとそれ…
『アクト・オブ・キリング』の本当のクライマックスは、エンドロールで8割くらいのクレジットが「匿名」になってるところだと思ってるんだけど、エンドロールが皆無というドキュメンタリーも壮絶だなと思った
(…
民主化デモのさなかで理工大キャンパス内で籠城した若者らが、初日晩ぐらいまでは香港ポップス爆音警察に徹底抗戦の姿勢で構えていたが徐々にネムさとダルさのせいで出ていきたい欲が強まっていく
校長先生軍団…
恐怖と無力感で涙出てきた…。
柳下毅一郎さんが同種のコメントを寄せていたが、笑えないほど「香港映画」然としていることに衝撃を覚えた。残酷な青春映画の香りがした。
映像の希少性、厳しい現場で取材に…
(C)Hong Kong Documentary Filmmakers