CANACO

ステキな金縛りのCANACOのレビュー・感想・評価

ステキな金縛り(2010年製作の映画)
3.3
ある殺人事件が起きた。容疑者は疑いを晴らすべく、旅館にいたとアリバイを供述するが証人がいない。しかし、弁護士の宝生エミは、あることをキッカケに霊感を手に入れたため、容疑者が宿泊した部屋に落武者の霊がいることに気付く。そこから始まる、無罪を勝ち取るために落武者を証人喚問する物語。

落武者のワードの強さ。落武者ギャグで何回笑わせられるか三谷幸喜が挑んだ意欲作、みたいな。

三谷幸喜作品は、ビリー・ワイルダーやアガサ・クリスティ色が強いほうが好みなので、そういう意味で自分はあまりハマっていない作品。能天気すぎるミュージカルを観ている感じ。

ただ2回観て、決して面白くないわけではないと確認。個人的に一番好きなのは検事と犬のシーンだが、加害者サイドの山本耕史さんと竹内結子さんがめちゃくちゃふざけているのもいい。「やっぱり猫が好き」を思い出す。もちろん深津絵里さんの可愛さは優勝。
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