こんなに画面の青色が印象的に配置された映画ない気がする。突風が吹き荒れて青色のカーテンが画面外から侵入してくる。
カメラが動く、人物が歩く、動く、座る、立ち上がる、風によって物が動く、その度に画面の…
時間を扱ってる話にも関わらずほとんど時間が止まってるかのように演出されてることに驚くのと、アカシオ・ド・アルメイダの撮影や光の感覚が素晴らしい。『変ホ長調のトリオ』もそうだったが椅子の映画であり、終…
>>続きを読む広島大学映画研究会特別企画2023@横川シネマ
オリヴェイラやリヴェットのような演劇的な作品。デカダン繋がりでアルベール・セラなんかも想起した。(舞台『リベルテ』ではイングリット・カーフェンが主演…
若い公爵夫人が崖上の古城で読書して歌を唄って踊り、森を散歩して過ごす。2年前のイメフォフェスで話題だった本作、ここまで「絵画的」すぎる映画もなかなか無いほどの印象で、とにかくこれ以上画面トリミング出…
>>続きを読む ☑️『ポルトガルの女』及び』『恋する遊園地』▶️▶️
一度書き上げて下書きに留め置いてた状態で、なぜか消えてしまったが、映画祭で既に書いてたつもりだったが記入が漏れてた真の傑作は何らかの…
ポルトガルから嫁ぎ 新婚旅行の途中で
生き生きと戦地に出向いた夫を
北イタリアの寂れた古城で𝟷𝟶年近く
静かに待ち続ける妻。
毎日をただただ穏やかに過ごす日々。
傍から見ると それは苦行でしかない…
このレビューはネタバレを含みます
ボローニャ近辺らしい小領主ケッテルとそこに嫁いできたポルトガル女のお話。前半は展開も遅いので眠かったです。
構図が美しいカットが多くどれも初期ルネサンス絵画のようでした。しかし動きの方が今ひとつ。…