EUフィルムデーズにて。
監督は以前東京国際映画祭で観た「ザ・ティーチャー」出演、今年公開「アウシュヴィッツ・レポート」監督のベテル・バビヤークだった。
派手さはないが地味にハラハラなクライムスリラー、タバコ密輸ギャングがとあることから歯車狂いピンチに追い詰められるというやつ。
スロバキアがシェンゲン協定に加盟する前という時期と場所ならではの事象をうまくストーリーに取り込んだなあという感じ。
スロバキアだけでなく、ウクライナ、オーストリアなど近隣国もポイント。
タイトルにもなっている「境界線」、追い込まれて越えてしまう一線、国境、シェンゲン域の境界線…いくつもの意味があるね。