ぴんゆか

渇きと偽りのぴんゆかのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
2.9
皆大好き、ティーンエイジャーが事件に関与した秘密を共有し合う系。過去に禍根を残した主人公が辺境の故郷に帰ってくるのも最近多いですね。

とにもかくにもオセアニア大陸の広大な大地を引きで撮るとそれだけで3割くらい完成してるところはずるい。

その壮大さで期待し過ぎてしまうためにこの手の作品は期待を超えるオチでないと落胆してしまうように思う。(“I know what you did last summer" 2021年版しかり)

この題材でシリーズだったら最悪だが、今作は映画で、さっくり終わる長さなのでそれでも楽しめる内容だったのではないかと思う。

タイトルは直訳で渇きだが、辺鄙な干からびた大地で生活にも娯楽にも渇いた人間達が暗喩されているのは巧妙。原作を読んでみたい。
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