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渇きと偽りのharuのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
3.5
ずっと嘘をついていた。

かつての友人ルークの葬式に出席するため、20年ぶりに故郷に戻ったアーロン。ルークは幼い娘を残し、妻と息子を手にかけ無理心中を図ったのだと言う。友人グレッチェンはアーロンを温かく迎えてくれたが、他の町民は冷たい。居心地の悪さにサッサと退散しようとしたアーロンだったが、ルークの両親に事件の真相を突き止めてほしいと依頼され…

エリック・バナ主演のちょーちょー地味なサスペンス。メルボルンで捜査官として活躍するアーロンが、かつての親友が犯したとされる殺人事件の捜査をする話。彼の故郷は閉鎖的な田舎町で、誰もが秘密を抱えており、それを隠すために嘘をついている。アーロン自身も、20年前の事件に関して嘘をついており、登場人物全員が怪しすぎて誰も信用できないという展開。彼らの嘘一つ一つは大したことないんですが、全部が絡まってしまうと真相は闇の中へ。非常に地味で特に大きなイベントも起こりませんが、20年前の事件の真相が気になりすぎてグイグイ引き込まれました。
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