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渇きと偽りのetcetranのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
3.8
おとなしかったアーロン青年のエリーへの恋心。それは実らないまま、エリーの死で終わりを告げていた。疑いをかけられ村を離れたアーロンが、大人になり警察官になって帰ってくる。

事件を解決しながら、アーロン自身とこの村の過去を精算していく感じがおもしろい。村の巡査部長グレッグが真っ白で、アーロンと真犯人を詰めていく流れもいい。

陰湿な事件はジメッとしたところでだけ起きるわけじゃない。オーストラリアの雨の降らない村キエワラのDRYを「渇き」にしたところが粋です。
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