まごー

デュバリイは貴婦人のまごーのレビュー・感想・評価

デュバリイは貴婦人(1943年製作の映画)
3.6
売れる前のジーン・ケリーが出演したミュージカル映画。
せっかくジーン・ケリーが出てるのに……もっと踊らせてくれよ……と消化不良に陥る。楽曲はコール・ポーター。なので決して悪くはない。
そしてトミー・ドーシー楽団の演奏がひたすら楽しい。ジャズってもともとひたすら楽しい音で溢れてたんだなと幸せな気分になる。

ストーリーは不可思議。

貧乏で苦労した親を見て育ち、絶対に金持ちと結婚しようと考えてる美女。しかし彼女は貧乏ダンサーのことを好きになってしまう。そんなとき、ある男が競馬クジで大当たりを引き一夜にして大金持ちに。彼はそのお金で例の美女と結婚しようとする。しかし、彼は薬のせいで深い眠りについてしまう。絶対王制下のフランス。デュバリィ夫人から愛されないルイ15世になる夢を見る。そして金で愛は買えないことを悟る。夢から覚めた男は、みんなで友情の歌を歌う。

あらすじ書きながら改めて不可思議だなと。ラストなぜ友情の歌? え?
でもまぁ見てて楽しいからあり。それがミュージカル。
まごー

まごー