真っ当なフェミニズム映画で驚いた。女性の叫び、解放を描きながらマチズモに囲まれ弱った男性像も切り取ってる。後者の解放のきっかけが「女性」であること自体は若干のステレオタイプなのだけど、ナツコの解放と並行的に進む(相互に影響し合う)ことによって、不器用だったり抑圧されてきた人たちが「伝える」ことで「他者との関わり方」を見つけ合っていく話になってるのだなと。
吉田というイマジナリーフレンド的な役割を置くことで自己矛盾と向き合いながらなんとか前に進もうとする様への解像度が上がっていてめっちゃ良い！⚾️
