六四二

裁かるゝジャンヌの六四二のレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
4.0
敬意を払うべき映画の一本なのは間違いない。
サイレント(素晴らしい劇伴は付く)でありながら驚嘆すべき表現力を持つ。そして考えさせられる。宗教がしばしば人類の厄介者になっているのではないかといこと。そしてジャンヌの頑なさについて。
いい映画だが、トラウマ級の嫌な感情が残ってしまう。本作の70年以上後に出てくるビョーク主演のラースフォントリアー作品を思い浮かべた。どちらもデンマークの人ではないか。イヤシネの系譜というべきか。
六四二

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