昔のキネマ旬報のオールタイム・ベストのランキングにあったため観てみた。
まず、冒頭の説明から、ジャンヌをそれまでの「英雄」や「聖女」像ではなく「一人の女性」として描くというように明言されるが、そこ…
96年前の映画で、丁度サイレントからトーキー映画に変わりゆく頃。この作品トーキーにしたかったみたいだけど、トーキー用の撮影環境や設備が拷問かってくらい使い勝手悪すぎるのをバビロンで見たからサイレント…
>>続きを読む先日、映画好きな同僚から紹介され劇場で「ミカエル」「奇跡」「あるじ」と3作立て続けに鑑賞してすっかりFan!になったカール・テオドア・ドライヤーの4作目。。。
本作も素晴らしかった。。。
白黒無声映…
開始早々尋常ならざる雰囲気に圧倒。恐怖し、涙をこぼし、恍惚とするジャンヌ。怒り、憤り、罵る司祭たち。そんな表情の重厚なアップ(もはや顔芸)と強力な重力を持ったカット、単調な繰り返しであるもののその推…
>>続きを読む(c) 1928 Gaumont