早朝や夜の街に存在する
誰も目を向けない様な当たり前の道理。
そして美しい人の営みを探して街を歩く。
ふわふわと。独りで。
冒頭の語りかけが表している。
何気ない日常。
何気ない映像。
ただ歩き続けるだけ。
出会った街、人、食事が何かわからないけど何かを語りかけて来る。
夜の光と寂しさ。朝の静けさと始まり。
穏やかで温かくて、現地の人々からすればそれが当たり前であり、また陰もあるのだろうけれど。
映し出す映像と人々が綺麗で素敵過ぎてセンスがヤバ過ぎる。
感化されて自分も行きたい。と言う訳では無いがとても良い空気を味合わせて頂きました。
本当の自分らしさ。
それを取り戻す為の旅。
行き先は何処でも誰とでも独りでも良い。
個人的には
サンフランシスコの早朝のダイナー
メルボルンの夜明け前のカフェ
24時間営業のドーナツ屋の雰囲気も最高だけど、
やっぱり早朝の光が好きだ。
そしてアン・サリーのエンディングがグッとくる。
そしてマルセイユのレストランの定員の女の子は仰る通りめちゃくちゃ可愛い。
店先でタバコ吸ってる女の子も可愛い。
そんな素敵な作品でした。