Anna

場所はいつも旅先だったのAnnaのレビュー・感想・評価

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)
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サンフランシスコ、歩いてる人少ない。
意外だった。

打ち合わせ先の会社のエレベーターで一緒になった宅急便のお姉さんや、知らない土地で道を聞いた駅員さん。もう多分二度と会わない人だろうな。
みたいな気持ちもありつつ
電車の隣に座った人やエスカレーターですれ違った人だって80億分の1の存在なんだって思ったら凄い空間に自分は存在してることに気づく。
そんな空間で自分と何かしらの関係性を持った人達のことを考えると、一人一人に対しての関係を疎かにしたくなくなった。そして、更に知らない世界を求めて旅に出たくなる。散歩くらいの軽さで。あと80年くらいした時に、走馬灯を見ながら後悔しない人生を送りたいな。

次観るときは、時間を気にせずゆったりと過ごしたい休日にBGMとして垂れ流しにしていたいような穏やかさがある。
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