⑴昔、『ラストサマー』や『スクリーム』は好きだったしハマったけれども、今の自分だと今作よりも『ババドック』(このサイトの評価で★4.0)や『アス』(★4.5)の方が好きだし、面白かった。同じ監督コンビの『レディ・オア・ノット』(★4.5)も好きだし、やはりこっちの方が面白かった。
⑵新作というよりは、完璧な続編であり、『ビバリーヒルズ再会白書』を観た時の感覚に近かった。登場人物の加齢やスマホの利用など、現実と同様に時間が流れていたせいかも。
⑶純粋「ホラー映画」空間とでも呼ぶべき、ホラーのホラーによるホラーのための、リアリティを無視した世界(無人の病院、通報してるのに来ない警察、無敵の殺人鬼および被害者たちetc…)で行われる悲劇は、もはや喜劇だった。そのせいなのか、ゴアシーンも過剰であるものの、怖さもドキドキもなかった。
⑷「エレベイテッド・ホラー」や「レガシークエル」という言葉は初耳。