ホラー映画で一番好きなシリーズだから贔屓目の点数。
初期の3作がとても好きだが、それから10年後に作られた4も、キレが衰えることなく、時代性を取り入れてアップデートされていた。
4からさらに10年後の本作はウェス・クレイヴン、ケヴィン・ウィリアムソンから監督、脚本が代わり、期待と心配もあったがちゃんとスクリームだった。
過去作やホラー映画への愛がとても感じられた。
ただ、5作目ともなると、作中でも語られるとおり、流石にマンネリ化はしている。
作品で語られる批判の数々が本作に一番当てはまっているのではないかという皮肉。
作者もそこはわかっていてあえてなのかもしれないが、それはそれで予防線のようでずるい気も。
マンネリを打破するためと思われる展開（実際のところは知らない）が、賛否ありそうだが、個人的には否だった。
それでもやはり、大好きなシリーズであることには変わりない。
