プラトニック

月光の囁きのプラトニックのレビュー・感想・評価

月光の囁き(1999年製作の映画)
4.1
日高視点の前半と北原視点の後半の二部構成。自転車の2人乗りとは思えない速すぎるスピードが後半への良いフリになってた。カフェで雨の伝う窓越しに2人の目線がカットバックするシーンが印象的。押し入れに忍んだ後の北原の足越しに日高を捉えたカットが性的だった。終盤温泉宿に舞台を変えて件の3人が山を歩くシーンにカタルシスを感じた。植松さんが何なんやコレ!しか言えないのが面白かった。場面転換時度々差し込まれる空やら風に揺れるカーテンやらが漫画的だった、けど少し安直にも思った。柏木ハルコ、安達哲、ゴトウユキコ、押見修造的な。