㊗️カール・テオドア・ドライヤー
セレクション vol2 福岡開催🎉🎶
『裁かるゝジャンヌ』 (1928)
🇫🇷フランス 97分 サイレント
🇩🇰デンマークの巨匠、カール・ドライ…
このレビューはネタバレを含みます
和歌山市の本町文化堂で鳥飼りょうさんのピアノ伴奏付き上映会にて観賞。鳥飼さんのピアノが凄く自然に響いていてジャンヌの心情や場面とのシンクロが素晴らしかった。
観賞後の何とも言えない疲労感が心地よい。…
クローズアップに次ぐクローズアップで顔を画面に刻み込む。神に救いを求めるジャンヌの苦悩の表情には、すべての希望を奪われた人間の絶望と、しかし最後の微かな希望な浮かんでいる。涙を流す彼女の顔に感動を覚…
>>続きを読むスコアとか超える映画。
ジャンヌに留まる蝿、民衆のそばにある麦。露骨だけど純粋な描写。
神について語るときの恍惚の表情は怪しくて美しくて悪魔的でもある。特に告解のシーンは人間を超越した何者か。
サイ…
数々のメタファーと出演する俳優を信頼しきり表情で物語る。言葉などもはや不要に感じてしまうほどだった。
音楽もこの映画においてかなり重要な役割を担っていたと感じる。特に終盤のシーンで奏でられる荘厳な音…
「裁かるるジャンヌ」(1928)
特集上映を逃し続け、配信でカール・TH・ドライヤー初観賞。
英雄としてのジャンヌ・ダルクではなく、実際の記録を元に彼女の裁判〜火刑の再現を試みた本作品。
場面転換…
(c) 1928 Gaumont