観てしまった。
ついに、観てしまった。
怖くて、醜くて、愚かなのに、なぜこんなにも尊くて、美しいのか。
あまりの衝撃に、言葉を失う。
この感情に、抵抗出来ない。
圧倒的無力感。
この作品について、…
人は神を信じ神の名において非情な行いをする事がある。生まれながらにして神を信じ神と生きる、宗教は人間にとって必要不可欠な存在であるが、しかしその信じる宗教が異なれば対立もあり、戒律を破れば異端とされ…
>>続きを読む涙を流すジャンヌ→怒り青筋を立て審問官の切り返し..から一気にカメラが後退してズラッと教会の高官がズラッと並ぶさまは圧巻。クローズアップ、クローズアップ、クローズアップの連続なんだけど、カットバッ…
>>続きを読むずいぶん前に『吸血鬼』(1932)は観た。
ざっくりとした歴史知識と美術知識で挑んだ。
冒頭、喧々諤々とした異端審問の評議会場が西洋絵画みたい。ほぼ登場人物のアップで物語は進むけど、引くと構図がキ…
どのショットもとても力強くて重い
ジャンヌダルクが蘇生したかのようで怖い
宗教観は分からないけどいつの時代ももひたすら酷くて悲しいことがある
途中で眠たくなったけど後半に行くにつれて威力が増した映像…
ほぼ100年前の映画!余裕で面白く観れる。すごい!すごすぎる!
無声映画で、切り張りで作られているように見えるのだが、(時代的にも)、ジャンヌの表情・そぶりからは感情が爆発しているように感じる。
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(c) 1928 Gaumont