Nove

梅切らぬバカのNoveのレビュー・感想・評価

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)
3.6
人は皆、生まれた時から誰かの世話になって生きている。
誰かを助け、助けられているから生きていける。
普通と言っていることは、ある限られた地域で、ある限られた時に、ある限られた人たちだけで作った習慣でしかない。
誰もがみんな違っているのに、外見だけしか見えていない。
いちばん見えていないのは、自分自身の外見なのに、それを知る前に他人を攻撃する。
そんな社会が、いつまで存続できるのだろうか。
世界は常に変化し、絶えず移り変わっていることに気がつかない人は、孤独ななかに取り残されていく。
もう少し優しい、強い人になるには、僅かな勇気と真理を見極められる感性が要求される。
先ずは、梅の木をじっと眺めて見てみよう。
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