「塚地といえばドランクドラゴンであり、お笑い芸人」でしかないと思っていたのに・・・！もしかしてこの人天才？と思わず家でベッドに横たわっているのに声が出そうになった。
そう、もう完全に「電車の中で近寄ったらダメな人」のタイプをリアルすぎる演技をしているのだ。
いろんなレビュアーが書いているように「ゆる〜い感覚」でまるでテラスハウスのように見ようと思っていたのに、
障がい者というレッテルが貼られているだけで相当シビアな部分にも触れていく。
少なくとも自分は学生時代こういうタイプの子と仲良くできなかったタイプだし、むしろ見てみぬふりをするタイプだったので大人になると色々考えさせられるものがある。
・もし自分の子供が塚地演じる「チュウさん」だったら・・・？
・こんなに母親が優しく接していられるだろうか・・・？
少なくとも近隣に迷惑にならないよう、「お隣さん」などの関係からは切り離したくなってしまう自分がいる。
心が狭いといえばそれまでなのだけど、触れてはいけない映画に触れてしまった感じで結構きつかった。
