金目当てに資産家の遺産相続人を捜す詐欺師達と、ダイヤモンドを狙う誘拐犯達が交錯していくサスペンス。
ヒッチコック監督最後の作品。
詐欺師と誘拐犯、２つの物語がやがて１つに融合していく展開。
ちょっとオシャレに感じるストーリーの進み方で、謎解き要素もあれば、カーアクションなどもあったりして、これまでとは違ったヒッチコックサスペンスを楽しめました。
これが遺作と聞くと確かに物足りなさは残るけど、軽快なテンポで見やすかったです。
スリルさには欠けるが、なんとなく皮肉めいたような内容は良かった。
ラストの終わり方もオシャレだった。
ヒッチコックの幅広さを知れた。
