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ファミリー・プロットのOKのネタバレレビュー・内容・結末

ファミリー・プロット(1976年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

U-next で見れる最後のヒッチコック映画。
ヒッチコックの遺作となった。

金髪美女と銀髪ばばあ。
美女は華奢なレアセドゥ。

インチキ霊媒師の女がどこかにいる姉の息子を探して欲しいと頼まれる。

一方、ダイヤ泥棒の夫婦。一体この2つのカップルはいつ出会うのか。

ドア越しに誰かを怒るヒッチコックのシルエット。

携帯がない時代は、どこどこに何時に来いというやり取り。まあ今でもするけど。
現れないと連絡はつかない。
電話はダイヤル式。
ヒッチコックが携帯ありの時代に生きてたらもっといろいろなサスペンス描いただろうな。

山の上の喫茶店に呼び出し、店で待たせてる間に車のブレーキとアクセルに小細工して、帰りに事故らせる作戦は、今では見たことない。

コメディ。男はいつもスーツにネクタイ。
ヒッチコックもそう。

車が落ちて森林で炎上。CGじゃないよね。
今なら環境的に問題になるだろう。

死や死んだ後のことについて描いてる。
ヒッチコック自身も近いことを悟っていたか。

ヒッチコックのこれまでの映画と現代の映画の橋渡しになっているのは間違いないと思える作品。

詐欺霊媒師vs誘拐窃盗犯
最後の最後に超能力が発揮され、ちゃんちゃん。観客に向かってウインクして終わり。
なんてこった。
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