ドホホホホ！こりゃまた最高のミシェル・ヨーがいますね！！！！！！と大喜び。ストーリーに盛り上がりは個人的には感じられなかったものの、これまたメッセージがわかりやすい。自称フェミニストの男性が痛烈に批判されていて複雑な気持ちに。復讐を断ち切る話だというのは理解したが、息子を殺されたオジキがどうも報われないなあと思ってしまう。まああんなモノの見方をしてる時点でアレなんですけどね………息子を奪われたからお前の娘の命と等価交換な！っていうのがいけなかったんだろうな。
それはさておき男性と女性の力関係と変わりゆく社会について描きたいのは理解できたがちょっと表現が弱かったような気もする。サムはあくまで上司の言うことを聞いただけ、母親もまた同じ。後半から暴力的で固定的な男性性を固持するおクソ野郎どもを殴り殺す話だってのが目立って来たけど、前半にもう少し補強が必要な気が。音楽のセンスも私には合わなかったかな。まあ最高のミシェル・ヨーが目の前に出て来たので万事オーケー！所属が図書館なのも最高！！！！！！
