2021/8/13鑑賞。70点。
＜見所＞
・登場人物のアリスとトミーは、【13日の金曜日】の生存者から引用したらしい。
・メアリーの日記にあるルビー・レーンの新聞記事は、Part1でジョシュが持っていたのと同じ？
・【13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた! 】と同じロケ地。
・スティーヴン・キングつながりで、【シャイニング】のあの名シーンが再現されてる！
・シリーズの中で一番安定した出来。王道のスプラッター映画という感じで、【フィアー・ストリート感】はないかも。
・【フィアー・ストリート トリロジー】の2作目だが、撮影自体は最後に行われた。
＜あらすじ・ネタバレあり＞
前作ラスト直後。
ディーナとジョシュは、縛ったサムをトランクに入れて、バーマンの家に向かう。
サムをサラ・フィアーから助ける方法を教えてもらおうとするが、シンディは1978年に起きたキャンプ場の殺戮の全貌を明らかにする。
1978年、ナイトウィングキャンプ場。
シンディ・バーマンは指導員のバイトをしていて、シンディの妹・ジギーはキャンプに参加することに。
ジギーは素行が悪く、いじめっ子のシーラと取り巻きからは魔女に取り憑かれているとバカにされている。それを庇ってあげているのが、後の保安官であるニック・グッド。
このキャンプ場には、かつて7人の友人を殺害した末に自殺した少女 ルビー・レーンの母親・メアリーも働いている。
メアリーは、シンディの彼氏・トミーを殺そうとして、警察に逮捕される。
メアリーは「ごめんなさい、あなたを守れない。今日あなたは死ぬ」と言い残す。
トミーは、メアリーの言葉に不安を感じている。
キャンプ場で唯一自分に親切だったメアリーがいなくなったことで、ジギーは姉・シンディに当たり散らす。シンディはそこで初めて、妹・ジギーが魔女呼ばわりされて虐められていることを知る。
シンディはトミーと一緒に、メアリーの部屋に忍び込む。彼女の日記を読んで見ると、そこには悪魔や処刑されたサラ・フィアーについて書いてあった。
日記には、シェイディサイドとサニーベイルが分裂する前の地図が描かれていた。
そこに、看護師だったメアリーが薬物を部屋に置いてると予想して、不真面目な指導員 アリスとアーニーも部屋にやってくる。
地図に書かれたサラ・フィアーの文字が気になった4人は、地図の場所に向かう。
その場所には、たくさんの穴が掘ってあった。
地図に描かれたバツ印と穴は一致しており、メアリーはサラ・フィアーの手を探していたようだった。
謎の洞窟を見つけた4人は、興味本位で中に入る。
洞窟には、魔女の印が描かれていた。
アリスは、シェイディサイドの歴代の殺人鬼たちの名前が彫られた大きな石を見つける。その石には、トミーの名前があった。
トミーは突然凶暴になり、斧を手に取るとアーニーの顔を潰す。
シンディとアリスが一緒に洞窟の奥に逃げ込むと、崩れ始めて出入り口が塞がる。トミーはシンディとアリスを追うのを諦め、キャンプ場に戻る。
メアリーの書いた地図を手掛かりに洞窟から脱出しようとする2人。
洞窟を進んで行くと、アリスは悪魔の心臓を見つける。
※この心臓は、次作で詳細が明かされる
心臓に触れるとアリスは、シェイディサイドで過去に起きた殺人や未来でシンディが襲われるヴィジョンを見る。
シンディは洞窟に生えている苔が、キャンプ場のトイレの苔と同じであることに気づき、このまま進めばキャンプ場に着くと察する。
グッドとジギーは、お互いにホラー小説【キャリー】が好きだと言うことで話すようになる。
シーラに仕返しをしたがっていると知ったグッドは、ジギーに手を貸す。
シーラをトイレにおびき出して監禁し、大量のゴキブリを放ったグッドとジギー。2人は一緒に悪いことをやって、さらに距離を縮める。
グッドは、「サニーベイル出身で、父親からは警察署長の跡取りになるよう言われている。けど、本当はホラー小説が好きでシェイディサイドに住む君が好きなんだ」と明かす。グッドとジギーがキスをする。
外で悲鳴を聞いたグッドとジギーは驚く。
キャンプ場に戻ったトミーが、次々とキャンプ参加者を殺害していたのだ。
グッドは、キャンプ参加者と指導員を1つのロッジに集め、まだ戻ってこない人たちの安全を確保しようと外に出る。
シーラをトイレに監禁しっぱなしだと気付いたジギーは、彼女を助けに行く。
トイレの地下に、洞窟から逃げてきたシンディとアリスが現れる。2人を引き上げようとするジギーが頑張るが、トミーが襲撃に来てシーラを殺す。
シンディとアリスが地下に逃げ込み、ジギーはトイレから逃げる。
地下に戻ると、アリスは「自分を置いていっていいから、ジギーを助けに行って」とシンディに伝える。
地下に残ったアリスは、メアリーの日記に書かれたサタンの岩を見つけ、サラ・フィアーの白骨化した手を回収する。
トミーに追われるジギーはグッドと再会する。
グッドは、ジギーを逃がすためにトミーと戦って負傷する。
その後、ジギーはシンディと再会。サラ・フィアーの手を見つけたアリスも合流。
メアリーの日記を読んだアリスは、「切断された手首と死体をくっつければ、サラ・フィアーの呪いは解かれると記載されている」と明かす。
再び現れたトミーは、アリスを殺す。
シンディはトミーに斧で降りかかって、彼の首を切断する。
姉妹は、サラ・フィアーの死体が埋められた【縛り首の木】があるスーパー・マーケットへ向かう。だが、そこにサラ・フィアーが蘇らせた殺人鬼たちが集まってくる。
殺人鬼たちはシンディとジギーを襲い、彼女たちが死ぬと去って行く。
ジギーに駆け寄ったグッドが応急処置をすると、ジギーは生き返る。
ジギーはサラ・フィアーの呪いについてグッドに話すが、警察署長になることを選んだグッドはジギーを信じてくれなかった。
——————
ジギーから1978年の話を聞いたディーナとジョシュは、サラ・フィアーの手と骨をくっつければ、呪いが解かれると知る。
【縛り首の木】の根元に埋まるサラ・フィアーの死体を掘り起こすと、死体に手をくっつける。
すると、ディーナは気絶。
目覚めるたディーナは、1666年のサラ・フィアーの意識に乗り移っていた。
