Yuuki

フィアー・ストリート Part 3: 1666のYuukiのレビュー・感想・評価

4.8
シェイディサイドに伝わる呪いの起源は、1666年にまでさかのぼる。魔女として現代にまでその名が伝わり街を蝕み続けるサラ・フィアーはいかにして呪いを生み落とし、時代ごとに人に取り憑いては殺人鬼を仕立て上げているのだろうか?1666年から1994年まで脈々と続くその謎が解明した時、ディーナは呪われたサムを解放する奇策を思いつく。果たして物語の結末は…な三部作完結編

連日に渡って見てきたホラーシリーズの完結編。大完走!いや〜楽しかった!久々にホラー映画らしいホラー映画を見たような気持ちです。魔女の起源となった1666年の忌まわしき因縁が全て解き明かされ、怒涛の伏線回収に新たなる事実!そしてそこからディーナ達の最後の戦い!目まぐるしく展開しながらもストレスになることなくグイグイ見ていける分かりやすさと、ストーリー自体の面白さ、映画としてかなり完成されていたよな〜。1994年の登場人物の関係性が1666年と繋がりながらも時代背景によりそうならざるを得なかったという構成が実に見事でした(見ればこの意味は分かるので見てください)

あと、前二作に出ていたメインキャストがほぼ全員1666年のキャラとして登場してくれてるのも手塚治虫のスターシステムっぽくて良かったな〜。こういう遊び心がありつつも三部作引っくるめてのストーリー展開は思い返すたびに「良い…」と噛み締めるほどの完成度。ティーン向けのホラーというカテゴリではありながら、もはや言うことありません。全ての映画は三部作にしてください。敬具
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