BPM86

フィアー・ストリート Part 3: 1666のBPM86のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞

現代より中世の雰囲気のほうが個人的には好きなのでpart3が1番面白く感じました。

詰め込みすぎ感は否めないけれど1、2で謎だった部分やひっかかる部分を回収しながら繋げていってくれて一安心。

各キャラが1666年の悲劇からおそらく輪廻転生を繰り返し、真実にむかって少し行動を変えていた演出展開はなかなか良かった。
これはサラ・フィアーのある種、怨念によって動かされた結果のような気がします。

余計な事を言わなくても空気感で読み取れるのがなんともアンニュイな感覚。

前半半分は良かったけど後半半分はなぁ…。

モールで楽しく化け物大戦争が急に子供っぽい展開になって、なんやねん唐突な「保安官を殺したい?」って(笑)加えてバケモンにはバケモンぶつけようぜがほんましょうもなくて一気に萎えた。

ディーナがニックを殺す展開はまぁサラの思いも乗せてるから分かるけど、正直ジギーが殺す世界線も見てみたかった。物語に深みが出そう…と妄想じみた事も思ったりしてみたり。

ドラマ尺でやったほうがもっと面白く深掘りできたんじゃないかな?

まぁでもラストが続編作りたい感じだったから作るのかな。個人的には各殺人鬼の深掘りして欲しいですね。

特に1922年の子供殺人鬼ビリー・バーカーが気になって仕方ない。バット持って威嚇だけして消えていっちゃって気になる。なんか可愛くてこのシリーズの推しできちゃった(笑)

3作品通して観てもやっぱり殺人鬼の使い方が雑で勿体無いのがちょっと残念でした。

Theティーン向けぬるめホラー感は否めない。


サラ・フィアーが吊られた後の縄のギチギチ音が素敵、そんな映画でした。
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